あまおうのお気に入りの歌一覧
佐藤晴
季節にも置いていかれた肉まんの熱だけがただわたしにやさしい
11
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はな
伝えたいことを一滴だけ混ぜて恋を語らうカクテルグラス
15
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春琴
控えめで 寡黙な君には 似合わない 笑みを絶やさぬ 華のある女
2
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詠み人知らず
その恋に乗り気になれぬ贅沢に 呼んであげます代行運転
8
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るるぶる
追いつける追いつけそうと逃げ水を生まれる前より追いているらし
6
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りも
こんなこと何の役に立つのかと思ってるうちは役に立たない
1
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紫草
六月の壺に插す花しづしづと水を吸ひ上げ發汗しをり
17
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詠み人知らず
欲望は乾いた砂に吸い込まれ 自壊するまで溢れ続ける
13
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詠み人知らず
どっちかが悪いわけではないけれどダメになること告げてる天気
3
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詠み人知らず
廃人になりし私の掌を揉みて「治るわ治る」微笑んだ君
5
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五穀米
酸辣湯酢を入れ過ぎて咽込みてそれでもわたくしの料理自慢
4
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舞
独り酔うこの苦ささえ貴女へと伝る詩の力無き吾れ
7
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せいか
こぼれるよマグマみたいにとろおりとマンション脇に沈む入り日は
3
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詠み人知らず
付き合ってくれないのなら死んでくれハナから心中狙いです。
1
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市川ありさ
お互いの世界の色を変えた指恋の魔法がとけてはしずか
3
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やんや
クルトンのようにぷかぷか浮いているコーンスープの中の日常
3
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詠み人知らず
何人で束になってかかってきても あなたはあなた唯一無二でしょ
4
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恣翁
誤ちて 柳糸に触れて水に落ち なほ瞬ける螢哀しも
21
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桜園
麦刈りの畑を過ぎていく先の広がる青田にそよぐ風筋
15
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詠み人知らず
われかがみ己れおのれと現し身の洞に驚く呪ひ歌かな
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