コタローのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
重くなる余計な感情捨ててゆく手ぶらが良いさ老いて行く身は
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源 漫
祇園会の今宵さやかに目をなびく綾の小路の君の影かな
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詠み人知らず
日の落ちてそよ吹く風に草むらの蟲の鳴く音が秋運び來る
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詠み人知らず
お祭りの幼の甚平きんぎよ舞ふ可愛ゆき柄のうごきに搖れる
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詠み人知らず
涼新た夏の名残を惜しみては路地の紫陽花セピアに色変へ
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詠み人知らず
たおやかに八十姥の盆踊り軽き仕草に年季の風格
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可不可
自責点ゼロのピッチャー打ちこんで春の雪辱はたした球児
5
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可不可
クラゲ除けクリーム作った女子高生 わたしは屑歌まき散らし
4
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可不可
真夜中の鼓膜に小石ばらまいて 雨かと気づく間もなく静寂
8
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可不可
女子校の放課後こんな感じかな 乙女ロードに馴染めない私
4
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根無し草
若いから なんでもできる そうかもね 泳ぎ方を知らず 可能性の海で
4
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根無し草
天気予報通りの恋で会えたなら 言い訳なんて できなくていい
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根無し草
大声で 好きとどれだけ 叫んでも 君が聞こえる 周波数じゃない
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根無し草
見込みない恋に溺れてゆく時に 鼓舞するための 運命の人
6
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根無し草
アラームを五分おきずつかけていく 起きる理由も見当たらないまま
6
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萱斎院
身を知りし雨に打たるる空蝉の 数ならぬ身をたれやしのばむ
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路人
遠き日の恋唄聞こゆ髭の濃きとしママと呑む夏の名残を
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路人
自転車の後ろの体温君を乗せ多摩川を渡るゆっくりと渡る
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路人
ブラバンの音もまのびする夏休み渡り廊下に恋はまだ来ず
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路人
かつて東西の壁を崩せし民衆のいた十一月生きることへの切実さの濃さ
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