村上 喬のお気に入りの歌一覧
紫苑
この夏に譲れぬものを持ちゐるか握ればおほき駅頭の手は
17
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聴雨
過ぎし日もこの一瞬も瞭然とセピア色した道となりゆく
5
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詠み人知らず
どことなく大きくなって帰国した君の心の青い地球儀
43
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詠み人知らず
ぬけだした六時間目の図書室の星座図鑑で見ていた未来
47
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葉月きらら☆
「元気でね」練習通り言えなくてくちびるを噛む空はキレイね
15
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鹿男あほでよし
まっすぐにキスができちゃうから高い はなよりだんご っぱなが好きだよ
7
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垂々
あんなにも間違っていたやり方のひとつひとつが青春だった
85
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庭鳥
一夜明け帰宅した日を書き留めた歌を今年も同じ日に見る
14
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只野ハル
病床の父の点滴見つめつつ僕の時間が落ちて消え逝く
13
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麻倉ゆえ
変わらずにいられはしないアジサイの青に恋した雨の悲しみ
7
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みづ子
いたわって「知らせない」から「隠してる」そして転変してく「嘘つき」
42
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氷魚
約束の視覚化それが指輪なら何を誓うの太陽と月
40
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下地杏
思春期に太宰治に道をきくようなあんたがそもそも悪い
69
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詩月恵
おやすみがさようならみたいに聴こえたの 明日になったらまた会えますか
109
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朔
「ママ、ゆめがさいてる!」幼子指す先で夢見るように香る紅梅
15
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村木美月
救ってはくれない人を待っている朝焼けだけがいつもやさしい
106
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田中ましろ
一回のオモテの妻の攻撃が もう三時間続いています。
128
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あまおう
遠い目で身じろぎもせずイグアナときみのメールを待つガラパゴス
27
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あまおう
傘もまたきみと同じで複雑な多面体だと気づいた小雨
51
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あまおう
正確にスマホは雨を予測して、きみの事にはさっぱりである。
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