夢士のお気に入りの歌一覧
月の日ぐま
ももいろの絨緞踏んで花吹雪 途切れて見れば蕾満つ桜木
6
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芳立
夏どなり風のいたづら待たずともあらはに驕れ乙女らの脚
12
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光源氏
こもれびのこずゑの花をながむれど待かね山の宿のさびしさ
13
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光源氏
いづこへか消えゆく戀と知りながらしのびて見やる武蔵野の月
12
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秋日好
滿開の林檎の若木に寄り添ひて訪ふ蜜蜂無きの哀しき
17
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秋日好
白翡翠そんな名前の白牡丹地面すれすれ花開かんとす
10
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舞
母子して何を語るか「たい焼き」と聞こえてふたり微笑みの咲く
14
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まぽりん
日な曇り碓氷の坂を駆け抜ける葉擦れすずしき青嵐かな
27
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詠み人知らず
夕暮れに母に聴かせる子守唄心に沁みて涙ながるる
20
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詠み人知らず
バルコニー 小雨の川を眺めてる 十五時あたり 仕合わせかもね
15
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恣翁
老い耄れし漁夫 舟を漕ぎ 天の果て仰げば 雲の無心に雲追ふ
22
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詠み人知らず
ひょっとことおかめのような夫婦あり貧しさなどはかやの外なり
14
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己利善慮鬼
ふわふわの羽毛布団に包まれて今日もまんまるお月さまだね
5
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ハナアルキ
きょうだいの絆というものを 拾い集めて 部屋の隅にそっと置く
5
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詠み人知らず
勾配のきつくて狭い歩道から 胸いっぱいに吸い込んだ毒
16
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己利善慮鬼
窓枠に切り取られても空は青きっと果てなく繋がっている
6
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詠み人知らず
公園の草木に水をまく人が帽子をかぶり半袖になり
12
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己利善慮鬼
春原に落ち葉の道もできる頃風の清けく置かざらましを
3
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林林
先生はお茶を召し上がり美味しいと微笑む お友達も娘も
6
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半格斎
咲く場所も叶はぬ夢と蒲公英や 子を殘すためひたすらに咲く
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