秋日好のお気に入りの歌一覧
矢車菊
届かない花火に向かい駆けてゆく 勢いだけで、ただ、好きだった
16
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都詩
木星の輝き増し来る夕闇に白く残れる花火の煙
23
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都詩
高層のビルの狭間の空満たしジュースの色に夕陽落ちゆく
19
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Chico
原爆忌知らぬ顔して行く僕へ爆心地にて蒸発の僕より
10
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Chico
吾は今日ナスカの大地に印すのだ飛び去る愛に報いるために
17
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恣翁
虫の音の途絶えて 暗き仏壇に 燭は蛾の翅に似て揺れにけり
26
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恣翁
ギザギザの 鼠の齧り 残しつるチーズのごとき片割れの月
18
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舞
ポツポツと遠い思い出宝石を愛でるごとくに母は語るよ
15
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舞
ゆく夏のねぷたなのか日余韻には涼し風ふけ岩木山から
16
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舞
開け放つ校舎の窓に澄む声の歌聞こえくる夏休み午後
18
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千映
深刻に 生きたら介護も 辛くなるその日その日が幸せでいい
13
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潮月繁樹
八月の真っ赤に燃える太陽が産み落としたる赤きトマトよ
24
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潮月繁樹
灼熱の地下の奥より湧き出でる命吸い込む緑の胡瓜
21
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月虹
いつまでも悲しいままでいられずにどうしようもなく朝は始まる
97
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月虹
逢いたいと思えば悲し木洩れ日は優しいままで記憶に揺らめく
30
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へし切
こころなし 風 冷ややかに吹きくれば 秋立つころと はや茜舞う
20
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詠み人知らず
人はみな鎧を纏い生きている最後の砦守るが如く
18
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へし切
鎮魂の鐘は鳴る鳴る 長崎の平和の祈り 世界にとどけ
25
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夢士
宰相の馬鹿さ加減に呆れ顔残す歴史や長崎の空
10
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夢士
歌に載せ拍手やりとりお気に入り秋立つ風に残暑お見舞い
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