桃山のお気に入りの歌一覧
トウジさん
暮からの寒さは凌いだぐい吞みで五臓六腑はアルコール漬け
6
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橘
みんなして正装すれば照れくさくぎこちなく笑み被写体となり
7
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わかばみち
どこまでを遡ったら得られるか自己肯定たるふわふわしたもの
4
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うすべに
初詣 風がかなでる竹太鼓 末広がりと八の字の鳩
8
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名鈴
汝来ざらば 春は来まじと 収めたる 紅梅の衣 今し広げむ
6
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名鈴
枕付く妻屋のうちの恋衣 忽ちあつくなりにけるかも
10
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さいおん
正月立 年波雖明 烏玉乃 闇波清 情鬱悒
13
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音弥
呑みものみ食いもくったり後は何寝るだけなんぞそれも退屈
10
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水紫
雪国の朝には出でず初日の出空に咲き誇る白雪の牡丹
4
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橘
檜葉の上いかつき顔の睨み鯛これにも祈る厄疫祓えと
11
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音弥
峰々に積りし雪は輝きて祝うが如き年の幕開け
11
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橘
一年に一度しか食べぬお雑煮を念入りに今朝は味わい食す
7
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橘
手際よく祖母の畳みし振袖は又の日待ちて桐箱に寝る
6
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原磯絵馬
拝啓と敬具の間書くことはない便箋がまことしやかに
5
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詠み人知らず
トイレでて 待ってくれてる 彼氏はね ハンカチ出して 手を拭きなと言う
4
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ryotak
痘に斃す惜しき命の残す歌、永くもがなと思ひけるかな
3
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夏深
ちょこんと椅子に座り何かしてるこの児はだあれ夢っぽいけど
4
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トウジさん
亡き父母のデートは公園ブランコでよく聞かされた甘い恋かな
4
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艸介
正中を過ぎてなほ身を切りたるは 霜柱さへ溶かぬ厳冬
3
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片井俊二
手袋を落としましたよと差し出して恋が始まるうつつの夢は
3
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