秋日好のお気に入りの歌一覧
へし切
女郎花いまを盛りと咲き初める花に寄り添ふ男郎花かな
23
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詠み人知らず
別れ際あなたの震える指先で季節の変わり目哀しく知りぬ
18
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林林
幸せになると願えばそうなるわ言葉は力を持つのよと母
21
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へし切
閑かさやひとり湯浴みに温もれば虫の音清やか秋の夕暮れ
27
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林林
吹奏楽同じ旋律二度三度情緒豊かに音色磨かれ
12
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へし切
恋ひ焦がれ逢へぬ人だに夢に見て醒めぬ現に惑ふ吾かな
29
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南美帆
立秋の風を感じつ水を撒く君の日焼けた腕に触れたい
7
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南美帆
夏の朝庭の芝生で渡り蟹君の指まで食べ尽くしたい
4
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南美帆
この二年辛かったのはそう君と幸せになる前フリだとは
3
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南美帆
夕暮れのロータリーには君の待つオープンカーを車窓から見る
4
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夢士
翁在り折り紙配る駅の前子らの顔みな輝きをりて
11
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潮月繁樹
雨風も花鳥風月 四季の中 今日を愛でたく過ごして暮れぬ
20
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都詩
崩れては強い力で引いてゆく波に奪わるる足元の砂
15
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むくり
いかでかは 日々の切なる 嘆きさえ過ぎ去りみれば 短き思ひ出
7
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むくり
荒れ狂ふ こころのうちの 明らめり静かなるかな 空の燃ゆるに
8
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野々花
帰りたくないのだろうか送り火が夜風に紛れ部屋へ逃げ込む
8
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舞
吐息ごとその色ごとに七色の人のおもいのうたと成りゆく
13
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まぽりん
後の世も語り伝へなむ八洲守る千尋の海に散りし玉の緒
27
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まぽりん
父母はなに思ひけむ神風と消えにし人の置きし文見て
26
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詠み人知らず
断捨離で万年筆を見つけたりイニシャルは亡き祖父のものなり
15
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