ほの香のお気に入りの歌一覧
恣翁
枯れ尾花靡く浜辺に 白く立つ潮頭より 波の花舞ふ
20
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仔柚
ガクチカに自己ピーアール趣味特技スーツを着たら嘘つき開始
5
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河のほとり
さ夜ふけて清けき月をひとり見れば心を空にさそふおもかげ
7
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詠み人知らず
髪を切り鏡の吾に問い掛ける 「これで元気に生きていけそうね」
11
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朝がお
二年目に忘れし五月芽を出していずこで恋が生まれしか冬
6
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日向猫
なにもかも受け入れて生きていけるほど大人になれたら幸せだらうか
15
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へし切
人は皆歳とるほどに地金出づ過ぎたるものの良きことはなし
7
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千葉 甫
孤独死であったと印刷されている喪中はがきに増す今日の冷え
5
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詠み人知らず
恋愛と擬似恋愛の境目が解らないまま雨 雪に変る
9
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へし切
時代かな今や就職有料に狭き門戸に追い撃ちをかけ
8
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詠伝
天伝ふ君の至福の音楽は響きて吾を共鳴せしむ
5
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海月琉珠
詠み人もいつのまにやら入れ替わり転校生で待つ大晦日
5
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詠み人知らず
企みを許さぬごとき透明な冬の夜空の光の強さ
4
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聴雨
おぼろなる年の記憶と重ねみる藍墨の夜に満ち足りた月
11
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花かご
始まりはたったひとつの好奇心 つなぐ ひろがる 歌と人の輪
6
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たんぽぽすずめ。
雪みたく綿毛が舞って約束の無きイヴ近く寒き午後かな
21
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舞
幾つかの荷を負いてゆくこの旅の果ては知らぬも同行二人
5
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朝がお
麟なりと土中の梦ぞ果つるまで天山越えて千年生きる
5
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朝がお
千両の小さき紅珠少なしに青の葉夜半に華と咲かせん
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朔夜
とどつまり土に埋もれる枯葉とてクルリと舞うてストンと落ちたき
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