五穀米のお気に入りの歌一覧
南 骸骨
環七の分離帯にてすすき揺れ東京僻地は潮の香が満つ
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南 骸骨
湯船より抜かれしものは渦巻いて今日の自分が溶け出してゆく
9
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春琴
満月よ 照らせ闇夜で 見えぬもの 嘘も 迷いも 君の心も
6
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もなca
緋の色に燃ゆる想いをたぎらせて我が内に咲く曼珠沙華かな
20
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光源氏
大原にけぶり立ちなむ秋の暮れ鐘の音聞けば更にしみける
13
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光源氏
巷には愛と欲との絡み合ひ三千世界の鴉を殺し
8
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住川幸
咲くならば 散らせ野分よ 秋の花 実らぬ夢が 色付く前に
4
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南 骸骨
買い換えた時計の音で目覚めれば台風一過10月朔日
5
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あまおう
クールビズ終わって締めるネクタイが心地良いのはちょっとMかな
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もなca
パソコンの向こうにうた詠む君がいて顔も知らないわたしを励ます
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あき
膨らんだ異様に赤くまるいものあれを月とは信じない夜
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遠井 海
台風が去りてうたのわ賑はすは野分といふ語 我は学びぬ
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猿ノ丞狂介
いざ我を人なとがめそドロ舟のユダの棹さし進みをるとも
5
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芳立
まつばかり影ふかみゆくわが庭にかひなく照るや十六夜の月
15
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falcon
雲の間の蒼き月光冴えざへとふるかなしみの心に充てり
13
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詠み人知らず
いくつかの罪の痛みを隠したい 無月の月の浮かんだあたり
14
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紫苑
歌あればふるへるこころ野分きて黒きなにかの身をおこすとき
9
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紫苑
野分の手ひとよを濯ぎつかのまを凪ぎたる街のねむり深かり
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桜園
野分去り葉を落としたる柿の実の熟るるを待たず落つるは悲しき
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桜園
神無月神も出雲へ発つらむか鰯雲湧く野分過ぐ朝
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