詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
西村 由佳里
お日様に 嬉しと笑みを 振りまいて 闇に憂いを 隠す半月
56
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三日月
ここに来て 百人百様 記された うたの世界の霧に巻かれる
14
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三日月
どうなるか予感はしてる 中秋の夜風は冷やす 新月の二人
10
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詠み人知らず
帰宅待ち電話の向こうの留守電は何を入れてもなしのつぶてで
5
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あきなり
飛んでゆけ後の九月の満月に翼輝く紙戦闘機
5
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あきなり
永遠を誓えぬ指で受け取りし友のブーケをそっと撫で居る
9
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光源氏
はかなげに波間にゆらく鵜飼船君が袂は今日も濡れゆく
13
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浅草大将
散りてなほ命ありけり紅に霜を染め抜く櫨のもみぢ葉
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工藤吉生
ぷよぷよのように連鎖をして消えろ展望台を埋めるカップル
46
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詠み人知らず
後悔は何の役にも立たずして君の放浪待つしかなくて
5
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鴨ミール
武噐を捨てよ 書物を解くその腕は祈りのため生えたというゆえ
4
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律
歓声が遠くに響く校舎には 影さし光の回廊生まれる
4
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詠み人知らず
綺麗だね 同じ景色を眺め云ふ 来年もまた 君と二人で
5
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みなま
森にたつ木組みの塔に赤青黄子供らの声にぎやかに咲く
4
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詠み人知らず
毎日をダンスを踊る楽しさで生きてゆけたら何も恐れない
8
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詠み人知らず
君が去りなんと孤独な一人部屋なんと寂しき空間だろう
7
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すばる
失敗を恐れて前に踏み出せぬ短所は似ないで欲しかったけど
20
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みやこうまし
板チョコのパリッと割れる秋冷は 口語短歌を詠みたい気持ち
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恣翁
群時雨 思ひ出すがに 真木の葉に 寂しき音を立て続けつつ
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《空》
「どうしても、君じゃなきゃだめ」言うんなら この手絶対、離さないでよ
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