秋日好のお気に入りの歌一覧
矢車菊
秋風に髪をなびかせながらゆく 空だけに言うさよならもある
15
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夢士
秋風やてんてん手毬の歌流れ街角で待つ豆腐の引き売り
12
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舞
定年の年数えれば何かしら妻も寂しげ吾が誕生日
14
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千映
次々と 辛い仕打ちにあひながら人は地球を借りて暮らさむ
7
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千映
一人暮らし 避難するのは 辛かろう避難場所での身の置き場とか
8
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千映
補聴器が 見あたらないと母騒ぐべそかく姿 まるで子供で
6
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千映
辛い時 苦しい時の友の声有難きかな 元気を貰う
13
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千映
お互いの 声の交換 したいのに今夜は君の声しか聞けない
5
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恣翁
美しき女に憧れ抱きつつ その白き肌 虐めてみたし
13
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恣翁
森閑と暮るる林に 相応しき茶色の粉を吐く茸かな
18
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恣翁
心籠め 独り毒茸生やしをる森の枯木に 秋の陽沈む
13
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恣翁
戻りたる我が家は 書の逃げしまま 垣の根に 靴棄てられてあり
18
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へし切
恋ひ恋ひて影踏むばかり近けれど背中あわせに気づかぬ思い
24
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恣翁
啄木鳥の敲き止まざる邪な音の 我が胸の森に響けり
21
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へし切
住む街の水害報ずニュースあり遠き姉より心配の声
19
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矢車菊
窓際に秋の訪れ告ぐごとく雨上がりなる虹ひとつ立つ
11
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矢車菊
雨降らば君をしづかに思い出す君を思はばまた雨の降る
8
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矢車菊
透明な傘をあなたと分け合って雨の匂いが好きだと思った
14
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矢車菊
会ひたさに耐へて会はずにゐることで強くなれるのだらうか、ぼくは
8
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矢車菊
午睡よりふと目覚めたり うすべにの花のトンネル抜けきしやうに
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