詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
自筆へと目線落とせば解離して誰が書いたか解らなくなる
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横井 信
水無月の光を受けて飛ぶ鳥に尋ねましょうか風の行方を
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横井 信
子は眠る かわずは遠く鳴きにおり窓ふる風の優しい調べ
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千映
着ない服母が洋裁ばさみにて切り刻んでは油拭きにす
13
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千映
布団から離れた瞬間吾の体軽いと感じ今朝は元気だ
14
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舞
人だもの色んなことがあるものさ恋したりとか老いてゆくとか
16
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舞
車椅子乗る母を押すその子にもともに白髪の時はふりつつ
22
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滝川昌之
芽の出ない朝顔の種 種だった記憶を消して土へお帰り
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煩悩
雪を丸めて投げた国境の向こう君に読んで欲しい本があった
7
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へし切
その漢 片手に算盤 事あれば 腕に覚えありとや 風の剣
15
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夢士
日陰追いのたりと動く野良の猫なつ草刈りの吾を横目で
15
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KEN
はごろもが紅花に觸れ朱を引かば遊ぶ天女は少し戸惑ひ
13
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詠み人知らず
古里の風の匂いを嗅ぎし朝 駅に立ちしが路銀算えて
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横井 信
照り返す日射しは強くアスファルト光はじけて揺らめく緑
13
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横井 信
語らいの間合いをそっと見計らい水に浮かんだ氷をつつく
16
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コタロー
炎天に歩く事さへ憚れて原附バイク風切り走る
7
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コタロー
群青の海と碧空溶け合つてウインドサアーファー潮風に乘る
8
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KEN
草骸螢燈となるいにしへの傳へを糧に老いのぬかるみ
10
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滝川昌之
週末のバカンス組と同様に焼けてる俺の野良仕事痕
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詠み人知らず
夢ひとつ悔いひとつだに捨てきれず さらぼうて猶そに縋りしか
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