文麿のお気に入りの歌一覧
桜園
出來上がりし花梨蜂蜜なめたれば甘き香りにのども潤ふ
16
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詠み人知らず
冬型の気圧配置と君の頬 どちらも緩んでほしいものです
31
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詩衣
君の横 ほんとは言いたい「さよなら」を今日も静かにポケットに仕舞う
7
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紫苑
あかね空たかきを風の吹きゆけば喃語のごとき雲のちぎれる
16
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詠み人知らず
失って初めて気付く有り難み 平凡だけど 憩いの団欒
11
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あまおう
焼き餅が我慢できずに膨らんできみに焦がれてぼくははじける
23
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夏恋
梅薫る緩やかに吹く風感じ優しい君と歩きたくなる
19
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木綿
ごめんねの言い出し方を決めかねて作りすぎたわ今夜のおかず
15
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紫苑
まなじりに見えぬ滴をひとつ描き三面鏡のおほひを閉ざす
14
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もなca
気づかずに通り過ぎれば甘き香で吾を呼びとめる水仙の花
20
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詠み人知らず
わたくしが打つ柏手の甲斐もなく君はひそひそ悪魔と語る
17
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たかなしゆり
センター試験まで六日 教室でキットカットの花が咲いてる
13
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夏恋
須磨の浦霞む波間にあたたかな梅の香におう君の膝まくら
12
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夏恋
あちこちで匙投げられた心地してひとりぽつんと途方に暮れて
12
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紗月
誰からも看取られず逝く言の葉をせめてこの手で空に放さむ
22
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オリオン
正月の澄みたる青空小さくて吾病得てマスクで臥床す
2
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詩衣
それってさ、理由がないといけないの? 会いたいだけじゃ理由にならない?
5
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詩衣
何回も練習したけどほんとうに言えた言葉は 「好きです」だけなの
7
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詩衣
長かった受験が終わってほっとする 次はあなたに願書を出したい
18
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詩衣
人の夢と書いて儚いと読めるのは きっと世界が歪んでるから
6
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