青き銀椀のお気に入りの歌一覧
夕夏
すみれとかことしみつけたしろいはなさがせばあるからすのえんどう
7
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KEN
ぬばたまの 闇に儚き 花の燈を 手のひらに留め まなこにしまふ
19
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横井 信
真昼間に響く歌声 散り残るさくらの花にすがたを隠す
14
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うすべに
山風に 低いどよめき見まわせば 花見る人のおだやかな顔
12
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灰色猫
潔く散りゆく桜の儚さに死にゆくことの美しさを知る
25
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夕夏
いきつぎのためこだしこだしにさきこされあとのまつりのぎじゅつりょく
4
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紫都姫
会える事 何とはなしに 楽しみと それが君との 始めなりけり
8
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恣翁
ふるへつつ 固く閉ぢたる蕾にし 今宵くちづけ 囁く「ジュテーム」
19
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西村 由佳里
目印は高層マンション立ちこぎで橋を渡って道路を渡って
3
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デラモルテ
平成も令和も同じ春なれば老いの春にぞ負へりけるらむ
3
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舞
蝶々を今日見初めたる卯の月の春の始まる北の国にも
15
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コタロー
枝垂れたる櫻の花が吾の顏へ薄紅色の香りを運ぶ
12
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コタロー
落花するスローモーションはらはらと行き交ふ人の身體に掛かる
9
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ななかまど
若冲の絵のようなる犬のいて尾の振れるは画家の目となる
7
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幸子
ながらへて働く時代おそるるも動かずいられぬ刺激にも満ち
15
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夕夏
あなたとはときのながれのなかであいただようなかであいとわかれが
7
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び わ
息子等の元気あふれる商いによかったなーと胸撫でおのし
6
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KEN
ただ靜か こころひとつも 殘さずに おぼろ月夜に 止めどなく散る
20
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まぽりん
巴里の河みづながれゆく鐘の音のたかき塔よみがへりなむ
28
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横井 信
人混みに杖を持つ手が震えてる見上げる空に霞む弦月
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