秋日好のお気に入りの歌一覧
矢車菊
自画像の中で微笑むぼくがいるあのころ思い描いた未来
13
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矢車菊
雨上がり 滲むあなたの影にまた会える気がする京の路地裏
16
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夢士
カサコソと落ち葉歌ひて舞ひ遊ぶ家路を照らす冬の満月
13
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へし切
声もなきひとり住まひは侘びしかり無機質な音の家電も恋しや
17
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舞
幼くて優しさのみの恋なれば君奪い去る力知らずに
16
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みやこうまし
年賀状交わし始めし君と僕 リアルに会うがいつしか消えて
12
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まぽりん
あき果ててかれゆく人を留めかね我が身にしむるこがらしの風
37
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へし切
くれないの己が血潮に身を染めて凍てる大地に冬の薔薇燃ゆ
23
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夢士
孫去りて静まる室に「風呂の声」耳に大きく冷たく響く
14
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夢士
帰り来る君待つ時の長し夜の部屋にチクタク秒針の音
15
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夢士
霜月の満月空に昇り来る西へ移りて日の出を待ちぬ
8
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舞
うつむいて肩に流れる黒髪へ落つひと片の雪の彩り
24
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月虹
手に取らば崩れてゆきぬ枯紅葉心も身をも冬へと向かふ
27
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詠み人知らず
美味しいと食む白菜の漬物は大きな石の重さに耐えて
15
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悠々
ひさびさに歌のわ村をたづぬれば薄日に匂ふ歸り花かな
27
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舞
外つ国の言葉行き交う雑踏に堕ちた天使のメイドらの立つ
10
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灰色猫
清流の 苔生す岩を 食む鮎の 刻みし歯形の 逞しさかな
25
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灰色猫
繊細な ナイフを心に 忍ばせて 傷に怯えた 思春期でした
25
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詠み人知らず
運命を狂わす程の恋心女はいつも胸に秘めてる
11
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まぽりん
千年経ていま雅びかによみがへる源氏の絵巻あはれなりけり
28
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