秋日好のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
「母ちゃん」と大きな声でいつも呼ぶ 妻であること忘れし妻に
17
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矢車菊
雪が降る 日に日に好きになっていく きみに心を閉ざしたままで
14
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へし切
小春日の長閑けし午後のひざ枕 夢の名残りの温もり哀し
23
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矢車菊
言霊は宝石よりもうつくしく残酷であり永遠である
11
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矢車菊
ことばには表しきれないものもあるそれでもぼくは詠いつづける
11
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矢車菊
つぶやきがこぼれてしまわないように集めて歌に繋いでおこう
16
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夢士
小春日の午後の静かな裏通り落ち葉カサコソ一人歩きす
14
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舞
西行の歌一首あるふるさとを何時か歩まん妻とそぞろに
13
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林林
午後三時きのう「絶交」した友とおやつの海苔を分け合う少女
19
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みやこうまし
やれやれとおもえば重き人生や まだまだと思い己を叩く
15
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矢車菊
気まぐれに立ち寄りあへばまた一人けふの友あり歌を交はさむ
14
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夢士
半世紀経ちて再会冬の午後忘れ得ぬこと熱く語らむ
15
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夢士
はらはらと銀杏舞ひ散るバス通り遠き昔を語りて歩む
13
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へし切
枯れ果てて冬の朽木となろふとも生命はぐくむゆりかごならむ
27
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舞
愛しきひと慈しむ夜に漏るといき愛しき声の闇の底から
13
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みやこうまし
ふむふむと己の短歌をくりかえし読んで酔ってる黒き水仙
17
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矢車菊
どこまでも行ける気がする もしそれが迷いばかりの人生でもね
13
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矢車菊
いつまでも大人になれず でも少し子どものままでいたい気もする
21
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矢車菊
霜月は少し暖かかったからやさしい記憶が多い気がする
16
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夢士
雨上がり車窓の大地靄のなか夕日に向かひ常磐の道行く
11
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