KENのお気に入りの歌一覧
ななかまど
パティシエが飾るケーキをながめつつ糖尿とう語に心を制す
7
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時計台
古希過ぎて 年賀欠礼 数年後 「生きてゐるか」と旧友の文
9
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滝川昌之
鬼太郎の下駄の音など聞けそうな植物園にて深大寺蕎麦
14
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ひげじぃ
手水舎の丸き柄杓の薄氷に千木より昇る冬陽さやけし
12
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へし切
春立つと戻る寒さに震えつつ 回る暦は春隣りかな
11
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ながさき
悲しみは 心の中で 「優しさ」に 悩みの果ては 「智慧」へと変わる
12
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ななかまど
立春の湧水飲めばふつふつとわがししむらに春の息吹は
13
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横井 信
枯れ草のしげみは揺れて飛び出したスズメの浴びる春めく朝陽
8
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横井 信
まだ寒い冬の朝でも立春のどこか浮かれた鳥の鳴き声
13
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うすべに
豆まきの子らの元気な声きけば こころの鬼の角もすぼまる
8
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うすべに
薄陽さす河原に光るねこやなぎ じっと見守るあおさぎの狩り
8
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ななかまど
思うだろう三途の川を渡るときあのときが春あのときが夏
14
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へし切
神頼む 相も変らぬ対策に コロナ退散 豆撒きするか
11
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ひげじぃ
冬茜追うて漁船の白波に大漁旗の鯛ははためく
8
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灰色猫
いつからかひとりぼっちが楽なんて心はなんて脆いんだろう
10
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Proverbe
言はぬが花知らぬが仏の喩へあり 雉も鳴かずば撃たれまいにと
15
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茂作
たらちねは夜なべのあとにいつ寢しか 晝に憩ふを見ることもなし
12
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滝川昌之
恵方とは年ごと変わる向きでなく家路の先に待つ灯りなり
15
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ながさき
遺言で 葬式不要 宣言し 戒名不要 海に散骨
10
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ながさき
陽が延びて 嬉しいとこそ のたまいし 妻は極楽 自然派人間
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