青き銀椀のお気に入りの歌一覧
コタロー
輕鴨の數を數へる女の子「ひいふうみいやう」良き父見たり
6
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ななかまど
紅椿手向けたる碑の静かなり開墾を知る人にやあらむ
7
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滝川昌之
朱に輝る(ひかる)月に会わんと待つ窓を焦らす春風雲をはらわず
20
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舞
去年の花変わらぬままに咲き匂え共に見しひと今はなくとも
11
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KEN
夢に泣き 濡れた乙女の 睫毛かな 雨上がる朝 堤の杉菜
12
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デラモルテ
平成の最期の望月耀けり散りぬる櫻迫りくる夜氣
10
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横井 信
雲間から静かに浮かぶ満月の見下ろしている葉桜の道
20
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横井 信
冬鳥はさくらを追って去りにけり吾が手のひらに残るぬくもり
15
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へし切
愛おしき孫をいだける喜びに浸れることは命なりけり
21
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つばす
一年生背中一杯ランドセルここは危険と言い聞かす母
6
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千映
八重咲きの水仙三輪顔並べ三姉妹かと水掛けのたび
8
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西村 由佳里
なぜかしらどうしてかしらと首かしげ二つ並んだソース見つめる
4
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falcon
学校へ新入学の弟の手を引く兄に花舞ひやまづ
7
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松本直哉
聖堂の床はがれきにおほはれて聖金曜日のいばらのかむり
5
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舞
時の旅歩める者の一里塚ひと冬耐えて咲き散る桜
9
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詠み人知らず
瑞々しき早緑の萌ゆ丘に座し語らふ友垣しばし若やぐ
14
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ななかまど
春色の靴のはずみて乙女らが道玄坂をするりするりと
4
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滝川昌之
ポン、ポン、と二回頭に手を置いて家事労えば妻も週末
21
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び わ
ゼラニュウム花瓶の中に花咲かせ部屋の片隅温めており
9
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デラモルテ
小望月散りぬる櫻照らしをり明日の雨に散るを惜しみて
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