ほの香のお気に入りの歌一覧
恣翁
青葉から覗く柚の果 冷ややかに 目覚めさすがに 我が眼を射けり
31
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詠み人知らず
鴨川に並んでたたずむカップルがドミノ倒しにならんかと思ふ
7
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詠み人知らず
身を起こし君が欲しいと言ったから 走って行こう卵を買いに
14
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詠み人知らず
この冬の時間の足りぬ訳柄が 君がためなら我が意を得たり
12
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紫苑
おくれ毛のつと垂りくるをシニヨンに梳きこみ思ふけふすべきこと
16
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詠み人知らず
ひと言の「守ってあげたい」聴きたくてユーミンの歌くり返し聴く
9
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詠み人知らず
この気持ち誰か分かってくれますか そんな気持ちで歌詠み生きぬ
7
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朝がお
澹なりてゆらぐ如しにおだやかに水にまかせて可も不可もなく
4
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朝がお
店先の春の威光ぞ目映くて暦も焼けて午を迎えに
7
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あひる
木守りの實多く殘せる柿の枝を透きて師走の晴天ひろごる
5
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日向猫
日めくりの薄さよ残る数葉をひと息に散らす勇気は無くて
21
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いちにのパッパ
姫さまが闘いごっこをやめるらしいサンタが無事に来てくれるまで
9
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みやこうまし
さよならと言う淋しさをより深く感じる年に我はなりしも
17
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朝がお
街の灯がひとつふたつと消えるころ墨の女神は彩に香しく
4
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へし切
侘び数寄の御手前を受く喫茶去の心地行きたる枯淡な境地
8
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朝がお
一枚の 家族写真 セピア色 あるから泣けて あるから嬉し
5
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朝がお
恋ひに恋ひ言尽くしての恋ひことば折りてたたみて星空のうた
7
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へし切
はなむけに父が言ひしはひとつ言幾久しきに仲睦ましく
13
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へし切
仰ぎ見る冬の夜空の星々は煌めき澄みて頭上に迫る
18
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へし切
夫婦あり他人同士のつながりも心合わせば阿吽の呼吸
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