秋日好のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
歌を詠む程には濡れぬわが心年の風化で砂漠化してる
12
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なつを
凪ぐ海も波しぶき上ぐ鈍色の吹雪逆巻く海もまた海
9
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野々花
「買ったの」と見せてもらったノートにはご主人の名と一首の短歌
14
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野々花
贅沢な悩みと貴女は笑いつつ母親みたいに背中をさする・・・・
7
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舞
明日この世滅ぶとしても常のごと花に水やる我でありたく
14
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恣翁
鋤鍋に 糸蒟蒻ぞ 炎天の蚯蚓のごとく 焦げて残れる
14
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灰色猫
糸車 くるくる廻し 紡いでく 愛しい君への 文字列たちを
25
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桐生賄
毎朝の寝癖の凄い長男が鏡見て言う「ニワトリだな」と
9
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桐生賄
参観日 駐車スペース確保する為に早めに家を出てきて
6
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ゆりこ
「最強」と書かれた赤い三輪車 風にも負けず君は勝利者
10
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コーヤ
病人に見えたらいやと夫言い長時間かけ自分で髭剃り
7
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コーヤ
黄金の銀杏散る道踏み分けて小春日和を夫と散歩
11
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只野ハル
昨日とは違う何かに遭えなくて歩幅縮んで帰る夕暮れ
16
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みやこうまし
傘寿すぎセックスしないと離婚せし老女のありて 春に万歳
11
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詠み人知らず
諦めた夢に向かいて旅に出る情熱だけをトランクに詰め
15
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へし切
生きゆくは人の情けのひとり旅 袖すりあふも縁と思はば
17
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夢士
どしゃ降りの雨止み窓に陽の射して猫も寄り来る日向ぼこ
14
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林林
雨上がり日の暮るる道ピアノの音愛しく澄んで心に空に
10
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林林
杖をつきしっかり一歩を踏みしめるご婦人の後ろ姿見守る
9
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林林
朝雲に鳶が輪を描く悠々とおはよう互い無事に生きなむ
10
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