秋日好のお気に入りの歌一覧
千映
キッチンは吾の居間も兼ねリフォームでまた新たに出発気分
9
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千映
バリバリとキッチンセットの壊される別部屋で聞く音が泣いてる
7
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恣翁
戦ぐ蘆に艫隠るれど 水押し見え 冬の苫屋に炊煙の立つ
21
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恣翁
撃鉄の空撃ちの音に 熾りたる炭火の灰の 崩れ落ちけり
18
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詠み人知らず
一瞬に晴れわたる空に気づかされくもり硝子を優しく撫でる
18
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へし切
久方に懐かしい御名の言の葉にふるる宵居に和む吾かな
20
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夢士
宮参り空青あおと冬麗小さき命幸多かれと
14
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林林
膨らんだ花梨と砂糖の恋ごころ瓶を開ければポンっと応える
22
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みやこうまし
前の夜に明日の予定をメモにとる余命の痩せて許されぬロス
14
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舞
通勤す人らの瞳虚ろなる傷押さえゆく呻き潜めて
11
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林林
荒れている子供の気持ち無理矢理に消そうとせずに遠く受け止め
15
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林林
柚子の実をとりて棘ある枝切れば若き実あまた顔を出したり
11
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林林
朝餉出来柚子をきりりと搾る香に子が目を覚ます朝日が昇る
15
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林林
一寸の遅れがすべての軋轢を招かぬように心を清ます
12
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林林
搾りきる柚子を刻みて砂糖混ぜお湯を沸かしてあの人を待つ
16
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へし切
西方にみじかき冬の日は傾きあかねに街の影はのびゆく
23
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矢車菊
クリスマス・ソングとともにきらきらとホットワインにとけゆくシュガー
9
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矢車菊
閉じ込めておけなくなったあの人をぼくはかなしく見守るだけさ
14
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矢車菊
空に向かい広がっていく木々の枝そこに答えがあるかのように
13
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矢車菊
本当と嘘のあいだでいつまでもぼくはブランコに揺られていました
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