さいおんのお気に入りの歌一覧
舞
野の花を愛でることなき北国に風はさきがけ春を思わせ
7
もっと見る
へし切
道の辺に 河津桜が咲いている 暗いニュースも 暫し和める
10
もっと見る
ななかまど
雨だれの落ちるを見つつ砲弾の中逃げまどう母子思えり
13
もっと見る
滝川昌之
春光にかざしてみれば癒えているひび割れ痕の指先痒し
15
もっと見る
KEN
福壽草 枯れ野に咲ゐて 明け暮れは 常に有らずと また思ふ春
8
もっと見る
滝川昌之
残雪か霞か白き春の富士 見定めぬとも山は春なり
14
もっと見る
めいこ
もみぢ葉を色づけし露霜となり涙の色を知る人も無し
4
もっと見る
なりあきら
ひっそりと 杜に佇む 鳥居へと 静かに続く 松の参道
5
もっと見る
里香
たまきはる 受け賜りし 我が命 誰が悪意に 消すべきものかは
5
もっと見る
茂作
春の陽に香のまさりける梅の花 主を呼びて初音促せ
12
もっと見る
KEN
春先の 朔の夜の雲 滴りぬ 寢も寢られづに 心絞れば
8
もっと見る
夕夏
たんかではこごをまぜてはだめというまくらことばにかけことばなぞ
2
もっと見る
KEN
例うなら ナウシカを乞ふ キツネリス 微かに怯ゆ 君が眼差し
7
もっと見る
横井 信
まだ寒い弥生の風に咲く梅の揺れる陽射しの誘うまどろみ
11
もっと見る
しきしま
天の原真朱に染めて朝日照るなどか涙の頬伝ふらむ
6
もっと見る
舞
幾く山河越えてぞ帰る白神の古代の森に白鳥の声
4
もっと見る
ななかまど
一つ覚え二つ忘れてゆく吾の頭肉体だいじに使わん
9
もっと見る
滝川昌之
海鳥に過ぎた厳しさ癒しつつ桜貝など寄す春の海
11
もっと見る
しきしま
おぼろ月競ふ桜は未だしや光侘しくつぼみ暖む
5
もっと見る
ななかまど
わたつみの淡き紺碧吸い上げてノンレム睡眠や春の空
10
もっと見る
[1]
<<
105
|
106
|
107
|
108
|
109
|
110
|
111
|
112
|
113
|
114
|
115
>>
[156]