Proverbeのお気に入りの歌一覧
茂作
古里の春まだ遠き畑の雪 掻くれば覗く清白の緑
13
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恣翁
逝きし子を偲ばするまで寒き夜 灯りに独り書を展げたり
15
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うすべに
葦原の寒い景色にむらすずめ 風にもまけずにぎやかに鳴く
6
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滝川昌之
冬の底もう上がるだけと強がれど新たなひびが指先チクリ
11
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緒川みるな
年ふれば四苦も八苦も逍遙す深き煩悩かゆきかくゆき
5
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千映2
母の介護多忙なはずが日に五首も詠めた自分を褒めてあげたい
9
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灰色猫
両の手を翼のように広げたら素肌を風に切られらそうだよ
9
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灰色猫
もしかして短歌は昔あんちゃんが新たに生んだゲームなのかも
7
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千映2
母からの手紙五分の一にするそれでも多い愛の塊
6
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灰色猫
水を飲む味噌汁を飲む米を食うなぜだか全部とにかく辛い
8
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ななかまど
駄菓子屋の店をのぞけばきな粉棒美しき茶色を小腹の隙間に
10
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ながさき
年老ゐて いまさら氣附く こともある 今ゐる場所が 終の棲家と
12
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谷村思亜
愛情は 流通貨幣に相違なく あふるる人の貧する事なし
6
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へし切
先急ぐ人も寡黙に 大寒の朝は 息も真綿のごとく
13
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只野ハル
文集や辞典の重み今いずこハードカバーの質量思う
3
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御宿川蝉
共寢せし 人戀しくて 眠られぬ 軒に明るき 冬の滿月
12
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び わ
ロボットが料理運んですまし顔鉄腕アトム現れたかも
4
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灰色猫
妹や弟たちの面倒を見るためゲームを生み出すあんちゃん
6
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茂作
下校する君に追ひ附き二人きり 驛まで歸つた一度だけの道
14
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KEN
研ぐものは 風か時かは 冴ゆる月 雪照り返し 頬に冷たく
11
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