横井 信のお気に入りの歌一覧
灰色猫
誰しもの美しき花ではならねども種を抱きて花を生きたり
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灰色猫
一度でも覚えたものを忘れずに誰かの役に立ってゆけたら
10
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灰色猫
メタリックカラーに染めし猫っ毛も洗ふとやをら白髪となる
11
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灰色猫
もし薔薇に棘がなければ一流の庭師はきっと相手にしない
10
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灰色猫
白髪の顔赤らめし父思ふ子守りの柿に積もる雪かな
10
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KEN
雪ごろも 重ね着籠る 櫻かな はだえの内に ほむら祕めつつ
9
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名鈴
庭は先ず万の用に立つ様に 広く平らかなるを旨とす
7
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千映2
重たげな雪を冠った木々たちに試練も偶に味わい給え
4
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千映2
離れてるあなたが傍にいるようと嬉し言の葉雪道駆ける
4
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うすべに
すれ違う車の屋根に雪帽子 白く北山近くにせまる
6
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谷村思亜
胸の内 ブラックホール持つ我は 己の重力に押しつぶされぬ
4
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雨夜
世は時間、界は空間とふ文を唱ふる夜に疾く雪ふるる
7
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滝川昌之
責任は鍵の数だけ重くなる束ねることも求められては
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トウジさん
暖恋し初雪に濡れ足先は痛さも過ぎて何も感じず
4
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ななかまど
粉雪は一つ一つのものとして木守りの柿の帽子となりぬ
11
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橘
予約なし飛び込む歯医者ここでさえ若干一名師は走りおり
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タイベリアス
つれづれに師走のドライブ一面の白き卯の花白河の関
2
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詠み人知らず
許された 時間で遊ぶ 反抗期 理解しがたい 自己中男
2
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桃山
珍しく忘れ物した夫のためこんな時間にマンション下まで
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音弥
早朝の皮膚裂く冷気跳ね返し万全装備で 「では行ってくる」
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