武蔵野のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
陰と陽 交わることなく 距離保つ 少しだけでも 自分の時間
4
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可不可
遊んでも暮らせるけど 自問自答 ひとり働き続けた母
6
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滝川昌之
糸ごとく人目を釣れば枝垂れ梅 先に釣られた鳥影ミドリ
14
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滝川昌之
ちぃちちち起こすメジロに眼をこするごとく花弁の目覚む白梅
19
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灰色猫
春風にすみれの花の咲いてゆく武蔵の原に幸せの色
14
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灰色猫
華やかな露店で泳ぐ金魚たちビニール製の宇宙に揺られ
13
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灰色猫
店頭の消毒液が浄化する他者を労わるささやかな愛
14
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灰色猫
この店に青い地球の夢を見る眠り薬は置いていますか
17
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詠み人知らず
もくもくと 針を通して 無心になる 忘れていくよ 現在が大切
5
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へし切
思ひかね つい君の名を呼子鳥 声なつかしき春にやあらむ
16
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橘
久々の二人外食タベルナで静かに優雅にワイン召しませ
7
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名鈴
御酒を召す 君に添ひては その息に 酔ひたる心地して身は火照る
12
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名鈴
如何にぞや 君が口腹 見るのみで 我飽き満ちて 心行くがは
11
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詠み人知らず
強く生き 勇姿の瞳 力強く 若い頃の 私に酷似
6
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詠み人知らず
彼のこと おにいやんと 呼んでいる たまに名前で 呼ぶときもある
4
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詠み人知らず
胸疼く はち切れそうな 胸の音 叶わぬ恋と 針を刺し沈む
5
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清々
有明の海に育つ長い海苔 白いご飯の海に漂う
5
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トウジさん
人運ぶ時は気ままに振捨てる縋りつきたい過去もあるなり
5
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詠み人知らず
シスターの 教え通りに 生きれなく 毎日懺悔 祈りは欠かさず
3
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可不可
その夜の底で私を宿して 知らないまま訣れた二人
7
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