村上 喬のお気に入りの歌一覧
紫苑
八月の蝉をいだいてあかねさす花房ゆるる並木路をゆく
12
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詠み人知らず
わが心みすかしたよな歌に逢ひやさしき心の歌人を想ふ
9
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みなま
ハズレたと頭をさげる映像になんでやねん、と突っ込み入れる
12
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帆糸子
この歌がいいねと拍手百となり 8月8日は帆糸記念日
6
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みなま
桃実り香りあふるる彼の土地に憧れつのる夕立のあと
13
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遠井 海
胸中に納めておけず文字にして闇はくっきり輪郭を得る
10
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只野ハル
噛まないようにと新人アナに言うように錠剤を飲む母に言う
13
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紺の月
心臟の音鳴りひびく部屋にゐてはじめてきみに觸れた日のこと
1
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ふるはら
午後5時の窓辺微笑む(向日葵の影に成ろうよ陽の落ちるまで)
3
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しゃか
影踏みをしてたあの日の影はまだ今も変わらず我に寄り添う
5
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もぢずり
すずかけの朽葉の道を面差しの似たる人往く夢にも見ぬに
12
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村上
星の数ほどのこの世の女から君と出逢ひて伊予に來たれり
5
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もなca
首筋を炙られながらのぼりゆく坂の向こうに揺れる陽炎
18
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みやこうまし
妻寝かせショートステイの準備する明けて三日の自由のために
12
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おおしまゆきこ
人々の望みをはらむ弱竹は金銀砂子しゃらしゃらと鳴る
8
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律
蝉時雨 鳴き止んだあとの静寂に 大きく響くあたしの鼓動
3
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詠み人知らず
日焼けした水着の奥の白さなら 午後十時までお預けですよ
20
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ふきのとう
立秋とは名ばかりなりの猛暑にも夕暮れの風に一息つきぬ
15
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詠み人知らず
他のものになれなかった夏の底 一本足のテーブルが立つ
3
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麻倉ゆえ
絶望のタネを噛んでは吐き捨てる おへそには何も生えてこない
5
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