夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
川岸に赤い塊ゆらゆらと 忘れぬように 線香買うの
16
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詠み人知らず
岸和田のひのき張りなるだんじりの木彫りの虎や龍があばれる
8
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コーヤ
一面に群れ咲きほこるコスモスの純真な顔 笑みに癒され
10
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まぽりん
民草の生ひゆく末やいかならむ千代田の原に風吹き荒れて
23
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林林
滝川の飛沫と森の気を浴びて汗拭き頂く笊豆腐かな
16
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千映
散歩道 栗一個だけ 落ちてたと拾って来ても 靴箱の上
10
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秋日好
忘れてた洗濯物を両腕に絵に描いたよな三日月眺む
15
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舞
雨あがる朝に明ける空高みいわし雲ゆく秋たけなわに
14
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ながさき
碧空に 白雲遊ぶ 筑波峰 稲穂は垂れて アキアカネ舞う
17
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己利善慮鬼
乗り慣れた電車の音を聴きながら一つ二つと過ぎる街灯
6
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コーヤ
風に舞い 赤茶黄色の 葉が踊る 虫の音奏で 舞踊の会に
13
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本能寺
両腕に刺し傷作りスダチ摘む 君の笑顔を見たいばかりに
12
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富鴨
おもひでに時はしづかに積もりゆくなみだの墓のしら菊のはな
14
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舞
月のふね そらの海ゆく あなたへと 星の波の間 みをつくし つつ
12
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千映
独り身の 爺の夕飯 間に合わせおでん差し入れ 何度もお礼を
10
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恣翁
呼び声の 哀しく震へ響きたり 冥途の奥まで沁み透るがに
17
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己利善慮鬼
ふかふかの布団の上で深々と眠る真際の月や美し
4
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一藤
残暑の夜 驟雨の後の静けさに 秋茄子甘く熟れにけるかも
4
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舞
鈴虫の秘曲を聞きつ白玉の秋のひと夜の独り酒かな
11
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小林道憲
いくばくの時の優しさ願いつつ かたくなまでの道を歩みき
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