横井 信のお気に入りの歌一覧
灰色猫
夏の夜の花火は弾け僕もまた君を照らして弾けけるなり
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灰色猫
風もなくひとり迷路に傷つけど今は背中の羽根を癒さむ
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灰色猫
豚ばらをくつくつ煮込み大根に染みし味はひ父の味かな
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銀
したいことしたくないこと見失う真っ青な空を泳げたことも
2
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名鈴
恋しかる君が後瀬の一言を 頼みにその日までこそ生きめ
12
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詠み人知らず
年齢に 逆らえないぞ アラフォー 流れに任せ おばさんになる
4
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只野ハル
独りきりのリアルに戻る寂しさオンライン呑み会閉じる時
4
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うすべに
かき曇り雪待ちうける愛宕山 蛇口の水が刺さりはじめる
6
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灰色猫
情熱を着飾る薔薇の群れよりも水を与えた一輪がいい
7
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灰色猫
水仙は雪をかき分け香を放つ降りゆく雪にもう負けないと
9
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灰色猫
白妙の椿の首が落つるとき華やかに死す美学を学ぶ
8
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雨夜
幽玄に出で立ちゆらふ 春 の 妖 精 ただ春の刹那に
8
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滝川昌之
秒針を二コマ進めて旧式の電池時計は残量を告ぐ
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灰色猫
祝福の星々たちに照らされて新たな門出を迎えし地球
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灰色猫
本年もノーベル平和賞候補ですサンタクロースとトナカイさんと
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ななかまど
牛の乳手近なものになりたるはいつからだろう骨粗鬆症
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谷村思亜
死にたがる者に死神寄り付かぬ 連れて行く価値が低いのだろう
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名鈴
生きたれば 願ひのあるは 自然なり 宿世を蔑し 逆ふにあらず
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音弥
往年を回顧するかの筆書きに寒中見舞いを出す算段す
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名鈴
懐きがたき猫も御手に馴らされて 裾に纏はり他へは行かじ
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