夢士のお気に入りの歌一覧
コーヤ
百日紅花の命もこれまでと淋しさつもる秋の夕暮れ
14
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へし切
初孫に逢ひたい思いつのりくる翼のあれば飛びゆくものを
22
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まぽりん
秋風にあまき香わたり満つ月の桂の花ぞ咲きこぼれける
30
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舞
天高く青空彼方飛行機の雲ひと筋に白の伸びゆく
14
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野々花
風少し連れて訪ねる花屋には秋の気配が優しく匂う
14
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もり
首筋を隠すかにして布を巻く居心地悪く寒さ遠のく
12
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桐生賄
街路樹の 銀杏黄葉の 美しさ はらはら散るも 趣のある
12
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林林
窓を開け金木犀の香と共に自転車の音 友は来たれり
13
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コーヤ
空晴れて砂丘に出でて越えゆきて遠く遠くに光る波みゆ
17
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コーヤ
赤とんぼしっぽを陽に向け一休み木陰に潜む虫の音聞いて
12
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林林
子が四人集ひて互いの真実を突きつつ自身を振り返りをり
13
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へし切
願はくは孫の成長見て死なん ひ孫も見たしその看取る中
20
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只野ハル
懐メロをかければ母は笑み浮かべところどころを合わせて歌う
18
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只野ハル
両親がデイに行く日は束の間の自分の時間あれやこれやと
11
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只野ハル
何年も捨てられなかったものたちを片付けている秋晴れの午後
22
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月虹
去りぎわに降つる言葉のひとしずく友に戻れず恋へも行けず
62
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林林
花梨の実 金木犀に恋したか日ごと黄色く艶やかになり
17
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珠海
雨風がごおっと窓を叩きつけ一人の夜は更に独りに
8
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野々花
帰り際そっと交わした口づけが涙の蛇口静かに開く
13
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大さん
面影をまだ追う我は空を見て真昼の月をそっと探した
12
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