夢士のお気に入りの歌一覧
浅草大将
老いてなほ思ひ返して着る夜は初花ずりのいとも恥づかし
8
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へし切
老いそめてさらぬ別れの切なきに憂ひ嘆けば髪はや白し
21
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本能寺
ただいまと言ってはみるが一人部屋 おかえりなさいの声は聞こえず
18
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コーヤ
秋日和実は鈴生りのむらさきの玉数珠作り式部の花実
14
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矢車菊
たとへ名はなくとも千の秋の葉のひとつひとつに心はあるらむ
15
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芳立
素粒子をたづねつづける人がゐてただわれけふの種をまくべし
8
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恣翁
海の底の魚つつきたる胎内に 児や生くるまま 動きたるらむ
17
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富鴨
終電は夜の匂ひを振り撒きて黙殺される僕と悲しみ
20
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舞
妻の足揉んでやりつつポツポツと今日のことなどともに語りて
17
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野々花
鬼灯も鳴らせぬままに時は過ぎ口には苦い後悔ばかり・・・・
11
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桐生賄
ふるさとに「恐竜ランド」作りたり また賑わうを ひたすらに待つ
10
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桐生賄
墓参り お供えするは 弟の 好きなコーラと ポテチ・おむすび
11
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桐生賄
墓参り終わり 寄り道 懐かしき場所訪れて 涙溢れて
10
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美津村
稲架に架け稲を干す村朝寒し新聞配れば庭鶏の鳴く
7
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西村 由佳里
公園のフェンスのそばの草の中かくれんぼするボールが歌う
5
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矢車菊
陽だまりをぼくに残してあの人はだんだん遠い逆光のなか
16
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ながさき
強盛の 大信力を 振り絞り 成仏阻む 魔と対峙せむ
15
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河のほとり
風立てば人や知りなむ花すすき穂に出でぬべき心みだれて
14
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ながさき
「木はしづかならんと思へども 風やまず 夏を留めんと思へども 秋になる」
21
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へし切
人生に別れもあれば出会いあり ひとつひとつにその意味のあり
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