ほの香のお気に入りの歌一覧
朝がお
巳の年を納めし江戸は日本橋八重洲の街へ思い出埋めに
6
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朝がお
薄紅のさくら吹雪に午が飛ぶ金地の和紙に淡き波立て
6
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吉奴十三世
仕事終へ錢ももらへてくる年の 予定もあらばよき年の暮
8
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inosann
いつからか母が呼んでた「ちゃん」付けで妻が呼んでる娘が呼んでる
18
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五穀米
少年を恋しているかの心地する昔のひとの名を見つければ
9
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詠み人知らず
小豆色の電車にしばしの別れ告げ のぞみをもって家に帰ろう
11
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片栗粉
警戒を強めるテロップ予報士の今夜彼女に対する準備
1
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紫苑
たまさかにまみえしひとの背を追うて書を読みつげば日もかたぶきぬ
14
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葵の助
男らは腕をおさえつ女らはエプロンつけたまま餅を食む
5
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佐竹扇
一時の限りのあらぬ幸せや天井見つけ夢と知りけり
7
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五穀米
夜を明かし持たざる者としての生悲しくもあり誇りでもあり
6
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片栗粉
吹き抜けの無駄ともとれる空間に集まるのだろう孤独の元素
5
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詠み人知らず
Y・Sとハンカチのすみ刺繍あり 青い初恋よみがえりくる
8
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みなま
いとせめて穏やかなれとわが子らが健やかなれと 玄関を掃く
6
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日向猫
どうか君は笑顔でいてよトテチテタ鉛の兵隊なみだひと粒
24
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らてん
完璧を目指し完成急がらば 未完成こそ眞の美と知る
7
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へし切
もう幾つ・・・歌う歳でも在らねどもつい口遊む年の瀬の頃
11
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詠み人知らず
きみは水ぷよぷよの皮に包まれて 真白き骨を 桃色にする
8
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みなま
懐かしい歌を聞かせてくれるひとおじゃこおろしを作ってあげたい
11
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粕春大君
冬枯れの草に光るは日にはゆる露と見まがふ天つ玉水
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