夢士のお気に入りの歌一覧
富鴨
秋空を蒼い煙でかき消して君の背中にまた、明日まで
9
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舞
時経るも記憶の雨に佇つ君の秘す幻の色は鮮やか
16
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野々花
「逃げないで」優しく諭す傍らで妙に大きいシャッターの音
10
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灰色猫
指先に 一瞬触れて 舞う蛍 出会いと別れを 教えてくれた
27
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秋日好
騒然としたロンドンに降り立った遠来の友とのおしゃべり
11
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千映
リフォームの足場の傍で山茶花が咲いてますよとこちらを向いて
17
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桐生賄
餅好きの 孫娘にと 祖父、祖母が ついてくれたよ たくさんの餅
13
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詠み人知らず
青年は意識せぬまま中年に 壮年になり 仏になりぬ
23
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千映
夫なき一人暮らしの友とハグお互いの目に光るものある
21
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コーヤ
鮮やかな楓の影が陽だまりに彩にささやく 白糸の滝
15
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雪柊
三十年 時を隔てて文来る厳しく優しく 変わらぬ恩師
17
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コーヤ
思い出をつれて染めにしもみじ葉は燃える心を踊り舞い見せ
13
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野々花
片付ける事もされずに定位置の母の茶碗に撫子が咲く
20
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美津村
会話絶え乾ききる部屋蒸気上げる加湿器の音たかまり聞こゆ
7
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へし切
煌々と冬の夜空の月の如ふわりと浮かぶ飛行船かな
21
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あふひ*・○・*
明日逢おう貴方の言の葉じんと来てご飯も食べるしお薬飲むし
11
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あふひ*・○・*
奥さんの介護しながら穏やかにこれが僕の日常と云う
24
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芳立
あらそひはうき世のつねとおぼえつつ人の願ひの絶ゆるものかは
10
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新座の迷い人
淋しさを 紛らす為に メダカ飼い時々眺め 心和ませ
12
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舞
父ゆきて寂しげな背の母見れば妻より先に吾はゆかぬと
11
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