夢士のお気に入りの歌一覧
野々花
淋しさに潰されそうな夜だから部屋の灯りは消さずに眠る
14
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舞
木漏れ日の揺れて朽ちゆく落ち葉らに埋まる小径の静寂の秋
17
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コーヤ
カメラ手に集う人群れ散りゆきて寂しさ誘う秋の夕暮れ
18
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コーヤ
秋の香と目にも鮮やか移ろいを夫婦で歩く山間のみち
18
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みやこうまし
昨日今日何の変化も起こさずに なむなむ過ごす老いを許せば
14
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へし切
争いに命を失ふなき世なれ君の未来に希望あれかし
24
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己利善慮鬼
愛しさに焼き尽された夢の中緋色の声で搦め捕られる
7
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己利善慮鬼
星々の隙間を埋める暗黒が空の真と気付きし夜半
6
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芳立
ひかりあり枯れゆく草にたまのをのいのちと宿るあかつきの露
10
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恣翁
置く霜に響きて 鳴ける鹿の声 山の端の月 凍てさせつらむ
20
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コーヤ
公園の砂場いっぱい埋めつくす 落ち葉は 子らと 遊び戯れ
16
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コーヤ
敬いてあつく願いし赤富士に清しく対面秋晴れの朝
10
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あふひ*・○・*
元気だと老いたる母につく嘘は苦しくもあり強くて優しい
17
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ながさき
「貧困」と 「差別」をなくす 「教育」が あれば世界は もっと良くなる
21
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まぽりん
追ひ風に裳裾おさふる少女子の紅絹裏にほふ秋ぞ闌けゆく
30
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へし切
いろいろに身過ぎ世過ぎは草の種 辛き憂き世も明日はあるさ
23
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舞
かたわらに気づけば優しむつみ立つ道祖神ある鄙の道かな
17
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芳立
天かける冬の星らも地につむ芥のわれもことわりのまま
10
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恣翁
「ただいま」の声に 玄関出て見れば 黒き裏見せ 吾娘の靴あり
20
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千映
人生の設計崩れ泣いている友に手を貸すすべも分らず
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