ころすけのお気に入りの歌一覧
みなみぐち
人間て裸のときは素なもんでシャワーにてふと泣けてきますわ
5
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紫苑
我もまたいっぽんの筒春あらし吹き入る風の茫々と鳴る
13
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リンダ
不意打ちにぽかんと口をあけたまま弥生の初め雨に打たれる
5
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リンダ
気付いたの?あなたの視線は首筋の縦に並んだ三つのホクロ
7
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詠み人知らず
もう何も怖くはないよ雨音にひそやかに混じる君の囁き
7
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諏訪真
弥生日の しばし見られぬ 雪ならば鎮めて欲しい 煩いの火を
4
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ほたる
なごり雪 君は家庭の人となり踏み外すわたし、春が遠のく
16
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たんぽぽすずめ。
そこはかと匂うカレーを路地裏で味わい遠き母へと帰る
13
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平 美盛
春を待つ 梅の蕾に 急ぐなと 弥生の空に なごり雪舞う
4
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詩月恵
言い訳をしない貴方を思い出す無口な春の雪を見ている
28
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まるたまる
美しい首筋を持つあの人の胸許に咲く君の付け跡
8
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悠々
おとこには無い乳首みつめサクランボをふいに食べたくなった還暦の春
12
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螢子
穩便に事濟ませたき君がゐて泪堪へし女のありけり
10
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山本克夫
えいえんにおわることのない潮騒の縁でしずかにおわろうとする魚
3
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たちかわ
爪を切る音ひびかせる玄関のあがりかまちに散らす遺伝子
4
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詠み人知らず
早春の海面を返す日の光渚に屈む背にあたたかし
8
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田中ましろ
シーソーの反対側で笑う君 近づけば遊びは終わるのだ
10
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暁朱音
青空の向こうほのかに溶けてゆく 涙 歓声 君の旅立ち
3
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悠々
惚れぬいたおとこの首を抱きしめていのちを散らすサロメ愛しき
11
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芳立
かけまくもあやに畏き鯨さま食ふはいのちを尊べばなり
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