秋日好のお気に入りの歌一覧
林林
一周忌 終えて夕餉の買い物の途中花屋のベンチを立てず
32
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林林
萌え出ずる春の命の輝きを聴きつつそっと我は消えなむ
23
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舞
久方の恋もしたきと思わせる花咲き揃う卯月始まる
19
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詠み人知らず
汗ばみてパーカー脱げばそよ風が花びら運び春を匂わす
23
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月虹
気忙しく過ごす隙間に舞い降りる桜色した恋心など
27
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夢士
春の声桜花咲く多摩の里一人静かにカップ酒飲む
22
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月虹
咲き初めるさくらよさくら世界中愛しさだけに包まれてゆけ
64
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へし切
年ふればさくら下の思い出は老いて想ひの深きものかな
27
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ことぶき
溢れ出る命の芽吹き、広がりに 太刀打ち出来ず寝込む毎日
9
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千映
風もなく陽射しもなくて時ばかり進んでいく怖い瞬間
9
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千映
吾の服を着せて華やかな顔になるファッションショーのモデルはお婆
10
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千映
深夜二時「何してるの?」と電話あるご主人の死 彼女を弱くす
12
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千映
母の今日繕う時間より針の穴覗く時間が多かった気する
12
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くらら
言葉とは 時に無力で 虚しくて 正しく伝える 術をも難く
11
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くらら
百万の 偉人の言葉に 勝るのは 静かに寄り添う 人の温もり
23
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麻
春の夜の夢のこととはつゆ知らずさめて落つるは涙なりけり
26
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葱りんと
もうすぐで さようならだね 気のせいか 薄らな三ツ星 地表オリオン
14
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リクシアナ
処方量ふえて三月の新薬に三月後の身の有無を問いても
17
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赤石仙人
春うらら奈良公園の陽だまりに地面啄み跳ね飛ぶ雀
10
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桐生賄
水仙の 幼き芽にも サーサーと 寒さますよな 冷たき雨が
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