秋日好のお気に入りの歌一覧
恣翁
時季外れの逗留客を 蚕豆の花 覗きたり 珍しさうに
20
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へし切
ふたたびに老い木に花の咲く夢を見るは未練のこの憂き世かな
28
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へし切
黄昏れて灯ともし頃の温もりに人恋しくて街をさまよふ
27
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へし切
わが里の川の藤波咲にけりそよ吹く風にたをやかに揺れ
31
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夢士
雑踏の日々の暮らしをつと離れ萌木の里に憩求めむ
18
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夢士
音もなく萌木の山の春時雨山肌染し虹の架け橋
15
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夢士
葉桜となりて静かにハナミズキ車止めをり白き花見ゆ
17
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灰色猫
麦わらの 少年放つ 投網には 宝石みたいな 稚鮎が光る
50
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舞
人の世に有象無象の人として生まれて消える泡の如くに
16
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舞
わが恋の かたりべ となれ ひとひらの かぜ 散りのこす さくら木の はな
22
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舞
夢果てるその傍らに君居ればただ安らかに永き眠りに
13
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舞
赤ちゃんの足に手編みの靴下のあきれるほどに小さく可愛く
17
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沙久
震えてた テレビの向こうの現実に 与える自然に 奪う自然に
24
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リクシアナ
幸せの重さをはかる秤など持たぬ豊かさ それが幸せ
27
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麻
西の方入る弓張の月夜見に祈るは他に何かありけむ
28
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麻
春色の花散り散りにやすみなき心を癒やす藤のむらさき
31
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Chico
善き人に貰はれて行け車椅子 また日溜まりにあの坂道に
31
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詠み人知らず
差出人不明の手紙受け取りて見慣れぬ文字の宛名書き見ゆ
17
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夢士
荒川の向ふに見ゆる連山に懸かる夕陽や今日の一日
18
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恣翁
旅枕 窶れて独り東風に佇ち 故郷の花 牡丹を見けり
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