武蔵野のお気に入りの歌一覧
葛城
とどまれぬ身こそ水屑と消ゆるとも君は国史に名をとどめたり
4
もっと見る
萱斎院
あるじなき庭のあはゆき消ゆる春きみが袖にぞやどりてしかな
4
もっと見る
橘
頑張ってなおその上に万全を祈りて縋る初めての神
3
もっと見る
草木藍
玄関に豆雛飾る興醒めなマスクの箱はちょいとどかして
8
もっと見る
杠千草
薄桃の口脣含む水銀を口移す所作見蕩れ遠退く
3
もっと見る
秋日好
梅の香の届かぬ地では才能も朽ちるばかりか東を眺む
6
もっと見る
名鈴
筑紫にて祀られ給ふ菅公の徳は千年も絶えず慕はる
4
もっと見る
可不可
学問は身を助ける とは言ひ乍ら 智に働けば角が立つ とも
2
もっと見る
名鈴
敷き栲の 枕片去る 床のうち 梅の香りも 君居ればこそ
14
もっと見る
岩本菫
お変わりありませんかと始まる手紙書く夜 今日も生きていた
7
もっと見る
うすべに
山道の藪にうもれた石仏に 畏れ知る人一輪の花
8
もっと見る
詠み人知らず
うつ田姫 寂しく温い 部屋を見て 君がいないと 凍える心
6
もっと見る
橘
送られて玄関でれば風強く身体縮めて去る東山
10
もっと見る
名鈴
巣の中の 雛鳥のごと 口を開け 今か今かと 君を待ち兼ぬ
10
もっと見る
名鈴
地震の疵 まだ癒えぬだに 大水の 襲ひて涙 乾く間もなし
19
もっと見る
名鈴
何処より 来たりて何処へ 行かむとも 今日の花愛で 今宵の月褒む
20
もっと見る
名鈴
我が庵の 若木の蕾 固きまま やがて春や来る 今は根延へよ
19
もっと見る
名鈴
玉桙の 八十伴の男の 天離る 鄙治め行く 道に加護あれ
8
もっと見る
名鈴
カモフラの 女房装束 アイコンで 高めの戦意 隠してたのに
11
もっと見る
名鈴
書き遣りて 思ひ直しし 言の葉の 人聞き恥し あと慎まむ
12
もっと見る
[1]
<<
98
|
99
|
100
|
101
|
102
|
103
|
104
|
105
|
106
|
107
|
108
>>
[122]