ほの香のお気に入りの歌一覧
光源氏
しろたへの袖折り返す春の風花の薫りをしばしたぐへて
13
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舞
紅き花雪降る街の貴女へと添えて贈らん言の葉一つ
5
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詠み人知らず
なにひとつほんとのことを書いてない履歴書を持ってバスに乗る
11
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おおしまゆきこ
盆暮れに触る実家の包丁が手に馴染まない(ここはアウェイ)
13
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詠伝
ペン先よりインクゆるる流さむと行く宛てのなき文つづりたり
9
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朝がお
賀状読むひとことのみの小説に巡る昔年確かな歩み
5
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朝がお
百日の修行を終えし若き僧読みし読経に書くは手習ひ
6
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詠み人知らず
十字架を背負い投げして生きて行く そんな不遜な人になりたい
26
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朝がお
上人と別れし帰路は参道の下弦の月を誰ぞ照らしか
6
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みなま
流るるを区切らず在るまま受け入れるひとにゆるされ諭される初春
18
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日向猫
故郷と呼べる場所など無いけれどただ吾のもとへ帰る子ありて
23
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詠み人知らず
なあ母さんなんて静かな正月だ 誰も帰らぬ新年だとは
18
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朝がお
明け方の人も通らぬ参道を眼下に眺め堂内人回る
10
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日向猫
人類が勝手に決めし暦とていつのまにやら欠かせぬリズム
19
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へし切
初詣ちょっと遠出の散歩道家族の幸を祈りて参る
19
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みやこうまし
老い松の北風受けてたじろかず御所の衛士の雄姿示せり
14
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inosann
根っからの「負けず嫌い」を改めて「負けるが勝ち」が今年の抱負
19
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小林道憲
若者の禊終えたる紅に染まりし肌に粉雪の舞う
28
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日向猫
晴れ着屋臺人賑はへどご神域さやさや渡る靜寂の風
22
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光源氏
ふしごとに千代の榮えを思すらむはるひにそよぐ竹の朝風
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