只野ハルのお気に入りの歌一覧
卯月
波の音以外は何も聞こえない そんな時間が思い出せない
4
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卯月
地球型惑星がもし見つかればきっとそこにも哀しみがある
12
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田中ましろ
君といるよりも君から離れてるときほど強く君を感じる
6
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佐千加
低刺激の化粧水さえ突き刺さる乾いた肌と心の奥に
1
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佐千加
親指でなんでも言える時代でも目を見て言って おまえが好きだ と
3
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篠原
始まりも 終わりも見えぬ 諍いに愛想も尽きて 閑寂を呼ぶ
5
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山本克夫
誰も説明できない浸透力ゆっくりとひたされて液体にもどる
1
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ぷよよん
澄み渡る大三角の下にいて真白き花を宙に放てり
7
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詠み人知らず
今日もまた父の診察券を出す医院の前の朝の行列
3
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akari
待つことも待たれることもない我にふいに寄せくる胸の高鳴り
4
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山本克夫
四万年の周期で変化する地軸の影響だろう いまわたしかたむく
2
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卯月
恐らくは太陽電池を積んでいて憂鬱なのは雨のせいです
2
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卯月
遺伝子に吐きそうになる こんな日は球面三角理解できない
1
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栞
涙腺がゆるむのを花粉のせいにして近づく終わりに知らん顔する
3
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螢子
「うたのわ」と過ごす私の日曜日 貴方は誰と一緒に居るの?
2
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紫苑
蒼き夕べ玻璃の燭台に火灯せば遠き昔の恋偲ばるる
6
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紫苑
父祖父も詩を嗜めば吾が今歌詠み初むも理なるか
8
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紫苑
ガザの地に響く銃音 兵士らに雛芥子の捧ぐ祈り届かず
7
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山本克夫
少しずつ存在を意識するよう立ち上がる太陽と友達の三月の日時計
1
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山本克夫
宅急便の着払いの伝票を書いている木村さんの定年退職の朝
3
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