ななかまどのお気に入りの歌一覧
へし切
年ごとに凋みかれゆく恋ゆへに酸いも甘いも嚙み分けて生く
18
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朝野沙耶
尖ってるものは本当に美しい惚気を語る君の声とか
17
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ながさき
鈍色の 空から白い 冬の花 地上に着けば あへなく消へる
11
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痴光山
枝のみの庭のもみぢに春雨の 垂れたる水玉みな蒼穹を詰め
3
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滝川昌之
見つめても何も返してくれないが温みだけじゃないストーブの灯は
17
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うすべに
豆まきの元気な声に梅の花 咲いてますよと園庭のすみ
11
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西手心黒
カメラ越し向かいて食べる恵方巻 無言の行を猫が笑いて
4
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西手心黒
「鬼は外」追儺のあとの利益かな 豆腐を口に地酒ふくめば
8
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栞
早朝に寝ぼけて抱っこをせがむ子と負けじと膝に乗り上がる猫
10
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栞
ひとまわりふくらむ猫のシルエット冬の窓辺で陽射し集める
10
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仙人の弟子
しとしとと 降りやまぬ雨 夜もすがら 君を想いて 池に花弁
5
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横井 信
待ちわびた蕾もゆるむ立春の朝陽を浴びる畑の蜜柑
12
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朝野沙耶
このままの平和な世界にいたいから友達として笑っているね
13
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恣翁
ぱちぱちと鳴る切り炭の 薄青き焔を 茫と見呆けにけり
13
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ながさき
冬晴れ哉 青菜に鹽の 永田町 假面はがれた 我利我利、亡者
8
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渡 弘道
浅生工務店錆びて旅立つ波止場かなロシアへと愛を込めて
3
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茂作
家々に儺やらう聲の聞こえ來て 何處に鬼は住まひを移す
15
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舞
カップルの手つなぐ背中若ければ恥じらうつばさ隠しきれずに
7
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高松 蓮
「春初日」 マンション廊下で 濡れながら まだ干からびた 節分の豆
5
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継海
首元の風冷たくてチーフ巻く日曜の空うぐいす鳴くや
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