滝川昌之のお気に入りの歌一覧
可不可
ブリリアントカットが光を吸ひこんで 吐きだす虹は永遠へ架け橋
8
もっと見る
トウジさん
小隅より見つく一葉セピア色修学旅行小部屋の五人
6
もっと見る
只野ハル
ヨーヨーマのバッハが終わるのだけれどまだ眠れない今夜は冷える
8
もっと見る
只野ハル
その月を君が見上げるその月を僕も見上げる君のようだと
8
もっと見る
稲千代
ほろほろと傘を打ちたる秋雨の音をききつつ一人ありけり
8
もっと見る
ななかまど
手にかけし林檎を愛する農人は多少のキズは玉にキズです
8
もっと見る
みをつくし
やうやうに金木犀の香運び來る風すきとほり街は秋色
20
もっと見る
ながさき
法華経の 一句なりとも 身で読みて 生死の海を 乗り越へ征かむ
11
もっと見る
さちこ
あの世から見てるみたいだ残業にお疲れ様の声もかけられぬ
7
もっと見る
樟明子
苦瓜の黄色い花は天仰ぐ明日はきつといい日になると
5
もっと見る
舞
光年の宇宙の時経て目覚めたるひとの造れる星の瞬き
8
もっと見る
び わ
浮かぶ船雨風に揺れ頼りなく積荷は何か気にかかること
3
もっと見る
梅星
旅衣ひとり竜田のもみぢ葉の錦散り敷くはなむけの風
5
もっと見る
横井 信
ふらふらと秋の蝶舞う草むらで金木犀の香りに出会う
10
もっと見る
秋日好
徳の無き殯宮に住む後家に笑いかけるな若き防人
11
もっと見る
草木藍
代萩に負けて薄の消え行けり絶滅危惧種となりはせぬかと
3
もっと見る
うすべに
登り来てお大師さまに手を合わす 昔の人も聞いた川音
6
もっと見る
千野鶴子
この耳はちゃんと拾えているだろか街が奏でる数多の歌を
5
もっと見る
南都
名はおろかその花さへも知らざるをきみのかほりを秋風に聞く
7
もっと見る
谷村思亜
もう何も 望まない何も信じない 誰も不要な自分もいらない
2
もっと見る
[1]
<<
1010
|
1011
|
1012
|
1013
|
1014
|
1015
|
1016
|
1017
|
1018
|
1019
|
1020
>>
[2921]