秋日好のお気に入りの歌一覧
恣翁
前方の天を 支ふるごとく在る 黒き山の背 山頂に対す
16
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へし切
吾と妹とゆきかふ空のかよひぢは露の間晴れてあおく染まれる
22
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夢士
青空に吹き出し踊る火の姿カメラ片手に飽くこと知らず
17
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たけくらべ
うたかたの浮き世を濡らす雨すだれ束の間なれど君を留めむ
21
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たけくらべ
紫陽花の咲きそむ寺の極楽に涅槃を見たり霖のころ
23
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たけくらべ
触れもせで見つむるのみの恋淡く心の声は君に届かじ
20
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野々花
ふるさとの海へと捨てた思い出が寄せては返す夜の真ん中
18
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野々花
空青き事にも触れず人々は朝の十字路斜めに渡る
17
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野々花
いつだって微笑む人の傍にいて淋しいなんて我儘ですか?
12
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野々花
愛という言葉の前に抱き締めて私容易く壊れないから・・・・
13
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野々花
何気ない人の言葉に癒されてふんわり軽い心が躍る
21
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舞
生きる場を選べぬものの逞しく名を知らぬ花こんなとこにも
25
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恣翁
片褄を 露に紮げて歩む闇 覗く腓の 霜と消えゆく
19
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桐生賄
日暮れ時 ぱたぱたぱたと 蝙蝠が 住宅街を 飛び回ってる
12
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桐生賄
ありがとう 洗濯物を 干してくれ 母のする事 見ていたんだね
13
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桐生賄
梅雨空に ひょっこり芽が出た 向日葵に のそり這い出す カタツムリかな
16
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詠み人知らず
歓声のあがるプールに梅雨明けを待たずに青くひかる夏空
23
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へし切
蓮葉のたまれる水のひとしずく釈迦の涙の降らぬものかは
30
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舞
濡れ来るを ひとり まつ夜の こぬか雨 などか忘らりょ 実なきことばも
19
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恣翁
パラソルを 左の脇に挟みつつ 地図の番地を 女は確かめき
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