滝川昌之のお気に入りの歌一覧
トウジさん
松根の片待つ身には愛づなむやにほふ紅葉も染ことなくに
9
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詠み人知らず
ぶつぶつと 人にあたる癖 治らない 腹が立つから 別れたい
1
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みをつくし
小夜更けて山の端近くかがよふは 薄墨紅さす上弦の月
18
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ななかまど
西の窓まだ明るくて秋の暮れ「かぜのてのひら」淡き陽のもと
7
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び わ
秋の空恵みの風が頬を撫で今日の始まり妻の一句で
7
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卓
移り気な あなたを憎しと鏡見る落つる涙にそも泣きぼくろ
2
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南都
向き合つた席にすはりてうつむゐてふたりスマホに指を滑らす
4
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名鈴
さがなかる 人の物言ひ 届かざる 水底にこそ 籠り居たけれ
9
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詠み人知らず
何度でも 彼に返した ペアリング さっさと消えて 指輪をもって
1
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白緑
きみにふる全ての痛み遮れるような銀色傘を渡しに
7
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源家末裔
近隣の 店の店員 横柄な態度で接客 我等がされし
3
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梅星
うたたねに覚めて軒端の青柑子とこよなれどもうつつ忘るる
7
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横井 信
薄絹のマスクしている秋空にそっと流れる枯れ葉のしずく
10
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うすべに
肥料撒くビルの隙間の葱畑 土いつくしむ都会の農夫
5
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南都
カウンター灯りを求め角席で初心者古典文庫本読む
6
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名鈴
まつ虫は ひたぶるに鳴き つまを呼ぶ 羽破れ果てて 命尽くるまで
13
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卓
消えにしと 思いて残る肩の雪涙を乗せて流す笹舟
2
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只野ハル
窓越しの一幅の絵の庭景色寒空の下冬色はまだ
10
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みをつくし
百日紅 花色燻めつ夏過ぎて 紅の葉映えし青き秋空
20
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shooonk
夢現ふたたび夢に逃げんとす酔いが残りし二十二の朝
3
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