滝川昌之のお気に入りの歌一覧
ななかまど
重なりて栞によき葉かさなりて読めぬ歌の碑指でなぞりぬ
9
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卓
どれほどに 熱く語りし我思い何故にあなたは遠く見つめし
4
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名鈴
被せ綿を 九重にして 奉らむ 千代に続くぞ 君が菊の宴
7
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び わ
頑張ると思いつ周り見渡せり精々出来る道を模索し
4
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ながさき
福島の 原発事故の 影響か トンボがいない 蝶々がいない
8
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梅星
秋暮るる肌の寒みに寝られじとけさ口紅の色変へんとす
7
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和花
境内の石灯籠は凝灰岩熱き太古の記憶を宿す
4
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和花
つややかに柿の実ひとつ熟しゆく午後の陽だまり母の面影
6
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横井 信
暮れてゆく窓をみつめてふりかえるノートにおどる今日の足跡
7
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和花
ぬくといねお日さまの手はママみたいひゃっこいほっぺを包んでくれる
5
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名鈴
眠る間に 君の離るるが 恐ろしく 髪で絆して 瞼を閉づ
7
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うすべに
はでやかな登山ウエアの二人連れ そらで唱える般若心経
5
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KEN
川辺焼き 澪照らすなり 朝の陽は 結ぶ露をも 黄金に変えて
12
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shooonk
アンニュイがまことに体調悪くする微熱のフリして床伏す真昼
3
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夕夏
けんきゅうとぎょうせきはちがうだろうにせいふひはんもぎょうせきのうち
4
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水紫
虹色の窓の外には居待月桜の下であい眺むる待つ
3
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南都
夕時のフードコートに身を置きてひとの夢など盜み聞きをる
5
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みをつくし
湯に入りて指折り曲げてまた折りて 明日の一首はまだまとまらず
17
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ななかまど
闇せまるつるべ落としの五稜郭時は止まりて漁り火をまつ
11
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卓
秋風に 揺れし風鈴寂し気にしまえばあなたも来ぬと思いて
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