秋日好のお気に入りの歌一覧
沙久
発売日に恋する君がダッシュした あの書店はもう居酒屋となり
18
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沙久
思慮深いからこそ気付き傷付いた 両者の痛みに自分を重ね
13
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沙久
草木花 ひそひそ話の ごとく揺れ 気になってしまい 耳傾ける
20
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沙久
叶いますようにときつく結ばれた 短冊抱く笹揺れる駅
23
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たけくらべ
五月雨るる夜には空に見へずとも瞬く星を忘れやはする
18
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たけくらべ
この指に止まれと云ひし子の指に止まる蜻蛉の眼に映る空
24
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たけくらべ
追へば逃げ逃げれば追ふの影踏みは古よりの恋の駆け引き
22
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たけくらべ
七夕の星降る空を眺めつつ微笑む君よ誰を恋ふらむ
15
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灰色猫
ささやかな野の花集め花束に空に掲げて君へと届け
37
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へし切
生き甲斐をもとめる歳でなけれども生きる励みはほしきものかな
37
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みやこうまし
運命に飼いならされる我の日々介護、介護で 時食べられて
18
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舞
指さえも触れることなく恋心淡き彩り思い出として
24
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詠み人知らず
ぼんやりとバケツをのぞく犬のいて猛暑に温む水恨めしげ
23
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月虹
燃え上がるラテンのリズムを刻み込む夏が身体を駆け抜けてゆく
129
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恣翁
水底に 間近に見けり 去年の秋積もりし落ち葉 這へる蠑螈を
18
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夢士
水浴びの子供らのさき水鳥の羽ばたき居りぬ境川かな
14
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夢士
文月の日差しを受けて境川ペダルこぐ汗うぐいすの声
16
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みやこうまし
食事あと患者の入れ歯黙々と洗う看護師光りて見えぬ
19
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へし切
こゑはして姿見へなきほととぎす見もせぬひとの恋しかりけり
26
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恣翁
日盛りに 青く光りて 前庭の松葉牡丹に 蜥蜴潜むも
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