うたの一覧
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どるちぇ
君の手で楽しげな音で揺らされてアイスキューブとわたしが溶ける
3
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どるちぇ
ドキドキが聞こえちゃいそうなこの距離で真顔でいいって聞くのはやめて
10
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鷹雪
考えることをやめて 目を閉じて 縮んだ部屋に潰された愛
7
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鷹雪
静謐なグラスにゆれている水があふれるように触れた指先
2
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由良
カフェオレのミルクの割合くらいがいい貴方と私の想い指数は
2
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由良
これ以上誰も傷つけない為に涙の粒の先端は丸
93
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栞
無機質な街角にそっと咲いているたんぽぽ色のスカートを買う
5
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栞
しなやかなアスパラガスを食んでいるきみの白い歯目に沁みる朝
2
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紫苑
知識なく結社にも入らぬ吾なれど浮かびし折りに好きに詠ままし
3
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きやし
巻き方も知らずいそいそマフラーを巻く嬉しげな君にうれしい
2
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きやし
学び舎の閉塞感のうち寄せぬ手すりの上で羽ばたけ乙女
4
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きやし
一人では窮屈なだけのユニットバス あなたとならば狭さも愛しい
1
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卯月
コロセとかシネとか吐いた舌の根も乾かぬうちにユメやロマンを
3
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きやし
花びらの入浴剤のもん悶と あはで流るはわが涙なり
0
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卯月
目覚ましの替わりに悪夢はいかがです幸いなことに遅刻はしません
2
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卯月
降り積もるスパムメールに 死ね とだけ書いて返信したい欲望
2
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紫苑
鈍色の空に点りし木瓜の朱は触れなば熱き血の心地する
3
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山本克夫
ほんとうはちいさな誤解 ごしごしとくもるシンクを研く真夜中
4
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山本克夫
なくしたら気付くのでしょう 三角コーナー用のポリ袋みたいな
1
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山本克夫
ファミレスでランチ代払うようにあなたはあっさりと清算を済ませた
0
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