うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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さくら咲月
現世を 大きく謳歌す 小鳥逹 夏には消え去る 夢か幻か
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さくら咲月
一言に 思ひを詰めし 友の文 喜怒哀樂を 悟るものかな
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凍
「申込みはお電話またはＦＡＸで」 寺の卒塔婆のダイレクトメール
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詠み人知らず
秘め事を重ねてきてるこの指から私は腐って解けてゆきます
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板じい
山の端に 薄紅さして 朧咲く 東風たたずまふ 春の宵かな
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板じい
春嵐 川野も空も 色なきに 花の眠りを 覚ましゆくらむ
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只野ハル
痛みを思い出すお薬をください 生きていること忘れそうです
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只野ハル
リアルともバーチャルとも言えぬ世界の中で見たような歌を詠む
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只野ハル
うたひとつ 浮かばぬ午後の 憂鬱に 頬杖をつく 溜息をつく
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只野ハル
何となく 生きているけど それだけで いいと思える 日曜の午後
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只野ハル
ぼんやりと 何をするのも億劫で 今日の約束 風邪で欠席
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由良
警戒心丸投げして眠りこけ写メ撮られてもまだ眠る猫
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由良
咲き誇ってなどいない 花はただ無心に咲いた 春の野辺にて
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詠み人知らず
せわしなく制服脱がす手の向こう「倫」「理」と並ぶロゴを見つめる
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じゆん
言葉尻 掴んで放つ 昔からキャッチボールは苦手だったな
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天野
あの夜が雨降りだったばっかりに天気と共に崩れるのです
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桧月
お互いの肩にもたれたまま長い髪を絡める 解く術は無い
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桧月
アイドルを壊すイデアを持っていた 全てを隠す眼鏡の奥に
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山本克夫
メタボリックな腹、すなわち、めざわりな腹。とわたくしに告げる三月
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山本克夫
また夏が来る前にサーファーのような真っ黒な男が冬眠を終え目覚める
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