うたの一覧
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瀬波麻人
おしゃべりはもういいだろうくちびるにそっと苺をおしあててやる
14
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リンダ
話すたび嫌な女が露出して沈黙だけが二人を救う
7
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リンダ
想いとは自在に変化するらしい一線を引き憎しみ避ける
3
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リンダ
期待などとっくに捨てた恋だから砂糖とミルクたっぷりと入れる
2
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詠み人知らず
君のうちやさしさのないほうが好きわたしを縊って下さるほうが
1
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竹本未來
感情を丁寧にひとつずつ埋め劣等感は芥子の真下へ
13
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竹本未來
蒼穹に溶けだしたりはしないだろうくっきりとした山の輪郭
7
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都季
本当は知っていたんだいつまでも手を繋いではいられないこと
11
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天野
わたくしのこころは妙な角が有り隅まで満ちる事は稀です
2
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詠み人知らず
灼熱の 太陽の下で 思い出す 君と共に 走り抜けた夏
2
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赤橙黄緑
本日の業務は終りました。と心が勝手にシャッターおろす
9
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チェンジアッパー
ハンマーが遠心力で飛ぶように叫んでいたい言葉があった
10
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チェンジアッパー
夕焼けの窓辺に置いた僕達の日記の上にそっと手を乗せ
4
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赤橙黄緑
だめだめな日もあるのです。いつだって晴れの日だけでは生きられません。
2
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詠み人知らず
思い出がひたひたと満ち潮のようかすかな声で口ずさむいそしぎ
3
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じゆん
昼下がり上島珈琲店へ行く ダチョウ倶楽部に入ってみたい
1
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詠み人知らず
隠された情熱に点火しそうなラフマニノフだから聞くのはひとりきりで
1
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鷹雪
夜明けまで泣き尽くして見上げれば 不可逆性がいさぎよい空
27
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鷹雪
信頼は不確かすぎる恋人の未来に対する唯一の武器
9
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大河千紋
しのぶれど池やうつせな愛し月知るはもみぢと我ばかりなり
5
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