うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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積 緋露雪
藻掻けぞよ吾など迷信信ずまじぶれ行く吾の振幅に醉ふ
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積 緋露雪
室内で道を探して蠅が飛ぶ風察してか出口の道知る
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スヌーピー
ホタルイカあなたと飲んだ生ビール 奔放な恋 苦い別れ
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へし切
知る知らぬ 五月の空のあやめ草 時雨にぬれて匂ひぬるかな
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松本直哉
かきくらし地軸は揺れて幕裂けつなにゆゑわれを見捨てたまひし
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松本直哉
爽やかな風吹きわたる緑蔭に弔問の列とぎれざりけり
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松本直哉
なすの紺ししたうの青かぼちやの黄いろとりどりの夏揚げにけり
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松本直哉
さかさまに吊るして春を惜しみけり花のにほひはうつろひやすく
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松本直哉
邂逅はいかなる火花散りにけむ老いたるゲーテと若きベトヴェン
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夕夏
なにごともさいはっこうじなりすましたいさくなくばさぎしのえじき
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悠久
緑赤ドレンチェリーで飾られた バタークリームケーキを偲ぶ
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なりあきら
筑波山 今朝見てみれば 春がすみ 姿見せずに 鳴くホトトギス
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悠久
「いつもの」や「ラーメンを」など言わずともラーメン特大でる学食
5
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Aquarius
何故人は自信満々弁護する俺は自分を信じられない
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舞
妻淹れる朝茶一杯啜りてはいざ歩み出す今日一日に
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茂作
末の子の小さな歩みに合はせては 連れ立ち歸る夕暮れの道
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わ
不用品 数多の本が 詰められて あの頃の君 今は在らず
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横井 信
満月の夜に元気に鳴いていたカエルの歌のかくれる田んぼ
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のぶ
復讐は病む前よりも逞しく臥薪嘗胆リハビリ励む
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ユパ
あの頃は何を夢見た背伸びして百万遍の立て看の文字
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