うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
|
|
-
絮谷新
くるみ割り人形倒る秋の日の寢物語に散るは鈴懸
14
もっと見る
-
滝川昌之
昨日より離れて光る宵の星 月は背のまま追い来るを待つ
12
もっと見る
-
なかしぃ卿
如月は節分よりも接吻がしたいけれどもする相手無し
2
もっと見る
-
灰色猫
肌ぬぐう看護士の手のなめらかさ沐浴中に勃起を催す
16
もっと見る
-
蒼
「會ひに來る」あなたが云ふから眞に受けてただ頬を噛み夜中を睨む
4
もっと見る
-
恣翁
シテのごと 廊下ゆく女の足捌き 白き鯉二尾 瀬を泳ぐめり
13
もっと見る
-
灰色猫
お姫様だっこされたい願望が少しわかった全身麻痺の闘病
19
もっと見る
-
灰色猫
巨大なるわが肉体を軽々とストレッチャーに乗せる救急救命士
22
もっと見る
-
灰色猫
あらかじめ母性に備わっているものなのか嫌な顔なく下の世話ありがたきかな
20
もっと見る
-
亀王
三年のいけない春を終わらせるきみの唱えたじゅもんはさよなら
2
もっと見る
-
めぐみ
傷ついたポイント貯めて次の恋そんなカードがあればいいのに
10
もっと見る
-
朔夜
ギシギシときしみ始めた胸骨のそのまた奧を拳で押さえる
3
もっと見る
-
萱斎院
思ひたゆつれなき人の濡れぎぬの たもとに隠す梅が香の色
8
もっと見る
-
松本直哉
入相の鐘なりわたる室生寺のもみぢのにしきわすれかねつも
9
もっと見る
-
海原 真生
助けて と、ここ数ヶ月祈ってる 泳げぬ人のプールみたいに
5
もっと見る
-
朔夜
仲間だと気づかなくてもいいからさ、三角座りのわたしを待ってて
4
もっと見る
-
もちのみ
愛してるを崩れぬように型にはめそうっと溶かすアイスクリーム
3
もっと見る
-
絮谷新
過ぎてなほ酔ひざらましに吾の恋は麓の道に通ふ南風かも
16
もっと見る
-
亀王
独り湖畔記憶の中のきみが言う「来ようね、また。来ようね琵琶湖」
4
もっと見る
-
灰色猫
もう春ね君がコートを脱がすからこっちの方まで風になっちゃう
11
もっと見る
